スラッジリムーバーユニットでのメンテナンス性が向上
弊社が納入した某独立行政法人様向けスラッジリムーバーユニットは、ロールクーラント液に含まれる銅粉を遠心分離・堆積させレベルセンサーで満杯を検知して、ユニットの下部に挿入した台車に搭載したバケットに排出・回収いたします。スラッジには若干量のクーラント液も排出されますのでバケットに設けたオーバーフロー配管を通してクーラント液は側溝へ流れます。バケットが満杯になると台車ごと引出しクレーン下まで移動しクレーンにてバケットを地上に持ち上げます。
地上に持ち上げたバケットはフォークリフトで廃棄場へと運搬されます。この一連の作業中バケットからスラッジや液体が漏れないようにオーバーフロー配管エルボ端面に止水栓を設けました。
この止水栓は簡単な操作で着脱できるとともに配管端面からの出っ張りが小さいため狭隘なスペースの取付に最適です。

今回納入した止水栓は水圧テストで0.17MPaGで止水しています。